MEGUMI × HIDEAKI MIHARA

素材と技術にこだわる
バッグデザイナー

今回コラボレーションしたのは、バッグデザイナーの三原英詳氏。
“機能性・デザイン性・存在感”をコンセプトに鞄作りに生涯をかけるプロフェッショナルと、世界にひとつのバッグを制作した。
一番のポイントは、「MEGUMIさんのこだわりを確実に形にすること」と語る三原氏が作り上げた、和と洋の融合をご覧あれ。

コラボレーションのきっかけは、日本タンナーズ協会が主催するイベント〈日本革市〉のJAPAN LEATHER PRIDE GINZA。10名のレザークリエイターと10名のインフルエンサー、そしてタンナーが、それぞれの魅力を活かしたレザープロダクトを制作。そこでふたりが手を組んだことがきっかけで、本コラボが実現した。

 

今回制作したアイテムのテーマは、カジュアルファッションにも着物にも合わせられるバッグ。
MEGUMIが和装用として使っている巾着をレザーでモディファイし、そこに京都の絵師・カワイ氏が美しい彩色を施している。

実は、レザーには染料が乗りにくい。そこでカワイ氏は、着物によく使われるたたき染めと呼ばれる技法を使い、繊細なグラデーションを表現した。

バッグのデザインには、三原氏が普段の鞄作りでモットーとする“機能性・デザイン性・存在感”を反映。

開催情報
JAPAN LEATHER PRIDE GINZA
会期:5月15日(水)~5月20日(月)
会場:銀座三越7階 催物会場
営業時間:10:00~20:00/日10:00~19:30
※最終日は18時閉場

Profile
三原英詳
バッグデザイナー。1999年、自身のブランド〈SAN HIDEAKI MIHARA〉をスタート。また、〈ピエール・カルダン・プリュス・トロア〉のクリエイティブディレクターや、〈オニツカタイガー〉のアドバイザーを務めるほか、鞄職人の養成スクールを主宰するなど、幅広いフィールドで活躍する。