カンヌ映画祭で日本人がパルムドールを獲得したのは21年ぶりの事。
そんな凄すぎる快挙を成し遂げたこちらの作品。
試写で拝見しました。
社会からはみ出した人々が拾い拾われ万引きをしながら家族として生活していく。
言葉にしてしまうと、
犯罪を犯している人々に見えますが、
彼らの生活には笑いと絆が溢れていました。
末っ子が怪我をしたら慌てておばあちゃんが軟膏を塗ったり、茹でたトウモロコシにお箸を刺しながら皆でお喋りしたり。
それはそれは豊かな生活で、
その家族に入りたいくらいでした。
ドキュメンタリー監督してキャリアをスタートした是枝監督が作品を通して社会を見つめた集大成。
兎に角素晴らしかったです！
日本映画は予算が無くて大変とか、
韓国に負けてる！なんて言われていますが、
この作品をキッカケに日本映画の存在が変わるようになればよいと思います。
是枝監督 本当におめでとうございます！